書店でのきづき

夫が友人の海外挙式に行っているので実家に帰っている。

息子は環境が変わったからか、生活リズムがちょっと変わってしまったからか、たまにすごいギャン泣きする。いつもは機嫌のいい時間に泣いたり、ミルクを欲しがったりする。

実母が家事をしてくれるので、私は終始息子と一緒。ありがたいけど、これはこれで大変。家事をすることで、息子とほどよく離れることができていたんだと実感。つきっきりは結構くるものがある。
しかもいつもとはなんかちがう息子。経験が通用しない。

そんなこんなで近くのショッピングモールにいって久々に本屋さんに寄った。
そこでふたつのことをおもった。

ひとつめは、私はちゃんと息子に向き合えているのか、ということ。
絵本コーナーをみていたら、「のんびり絵本のすすめ」的なのがあり、赤ちゃんとのゆったりした時間をもって、絵本をよむこと、どんな体勢でも大丈夫、赤ちゃんはお家の人の声がだいすき、ということがかいてあった。
それをみたら、わたしは毎日のタスクに追われて自分の休憩時間をつくることを目指して、そんなゆったりした時間を息子と過ごせていないということに気づいた。
まだまだちいさかった3ヵ月ごろは、膝の上においてぼーっとしたりしてたのに。
ちょっと前は絵本を読むようにしてたのに。

最近は一人遊びを始めると、私は家事をしてしまう。
泣いたら抱っこ、でも落ち着いたらしたいことがあるからとまた一人にさせてしまう。

一緒に遊んであげられているのだろうか。

私がそうしているあいだ、ほんとは一緒に遊ぶことで息子に育つはずだった可能性の芽をつんでしまっていたのではないだろうか。

声かけはしてるつもりだったけど、全然足りないんじゃないか。

息子の不安な気持ちを私はキャッチできてないのでは。だから、あんなに泣くのかな。

無性に悲しくなってきてしまった。

私にできることは、もっと息子との時間を増やすことしかないので、それをやろうと思う。
けど、家事や自分の身支度、休息の時間も必要だ。
時間が足りなさすぎる。

もうひとつは、子どもをもったことでいろいろ諦めてしまっていたな、ということ。
偶然、簿記試験の参考書の近くを通ったが、あんなにやりたくないなと思っていた簿記の勉強を、ちょっとやりたいなと思った自分がいた。
でも今は時間もないし、、と思い始めて、でも勉強してる母親ってなんかかっこいいなともおもった。
もちろん、育児に全力で向き合う生き方もあると思う。私も子どもをもって、その生き方を過ごしてもいいかもしれないとも思った。

けど、ほんとにそこで絶ちきってしまってもいいのだろうか。頑張る努力をしてみることも大事だなとおもった。
身なりにかなり手を抜いているので、少しはおしゃれにも気を使うとか。

これはすぐにどうこうということではないけど。。

もっと強くなりたいな。
こころもからだも。